シンデレラマッスル!!

脳筋オタクの脳の中身を公開するだけの雑記です。

分断されていく社会の中で THE IDOLM@STERとPさんたちへ送る旅人のうた

もう一度、おっパブに行きたかった。部員a.k.a.部長です。

 

 

ロナウイルスの脅威によって、人と人との分断は深まる一方である ―あるいは暴かれただけかもしれない― そんな世紀末じみた世界を、同僚のPたちはいかがお過ごしだろうか。

 

自由、平和、豊かさを何の疑いもなく享受してきた現代人の、ひとつの時代が確実に終わり、そして始まる。世界大戦に匹敵するであろう歴史の転換点に飲み込まれ、言いようのない負の感情に支配されてしまっている諸兄もいることだろう。

アイマスに限らず、推しのライブイベントが軒並み中止になり、歩んできたオタク道がウイルスの前にはいとも容易くシャットダウンされてしまう。不安定な世の中においては、娯楽やそれに従事する者は「不要不急」と呼ばれるという容赦ない現実。今まで私たちが大切にしてきたものは「要らないもの」である ―そんな社会情勢の中で、変わらぬ思いを抱き続けることに何の意味があるだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

あるよ。

 

 

 

 

 

 

ていうか分断ってェ?

例えば先に述べたように、芸術分野は不要不急の最たるものとして自粛要請のあおりをモロに受ける。そこで「このままでは芸術が、文化が滅ぶ。助けろ」と主張する者と、「これで滅ぶ芸術なら要らねーよ偉そうにすんな」と主張する者とで対立が生まれる。

 

持てる者と持たざる者 ― 成功者富裕層と一般庶民のと亀裂はさらに歪な形で現れる。「雇われの身」で「誰でもできる仕事」をしている者が薄給なのは「自己責任」であると言って憚らなかった成功者たちが、今では彼らを「エッセンシャルワーカー」と呼び、感謝の意を述べているというのだから大変グロテスクだ。当の「エッセンシャルワーカー」からすれば「感謝してあげるから引き続きぼくたちのライフラインを守るために頑張って働いてね」としか聞こえまい。最早、赤の他人間における「やりがい搾取」である。お互いがどう受け取るかは心の持ちようの問題ではあるが、非常時においては、持てる者が奴隷のように扱ってきた者に対して、一転して優しく配慮せざるを得なくなる ― さもなくば奴隷の一刺しを食らう ― という事実は、自由主義、資本主義への信頼をも揺るがす。

 

そして外出自粛要請により、自粛する者としない者の対立が生まれる。「俺は自粛しているのにあいつらは」と内心で思うに止まらず、県外ナンバーの車に投石するなどの事件が実際に起きている。しかも今度は行政が、営業自粛しない店名を公表するという。公表したところで、まるで内紛を煽っているようにしか見えない。カオスだ。小さな政府を求めたはずの民衆も、小さな政府をなんとか貫いてきた行政も、自由と責任、権利と義務のバランス感覚を失っている。

 

 

 

 

 

プロデューサーの本気

カオスで殺伐とした世の中で、暗い感情に支配されそうになる。そんな時こそ、その感情と向き合ってみたい。それは何に向けた、どのような感情なのか。

するときっと見えてくる。その感情を私たちはきっと知っている。

 

 

 

 

 

それは突き付けられた現実、自分の無力さへの絶望だったろうか。

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自分よりも優遇されているように見える者への妬みだったろうか。

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荒波の中、気付けば遠くへ行ってしまった仲間への劣等感だろうか。取り残された不安だろうか。

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 暗く、重く、胸を突き刺すような負の感情が、残念ながら世界に渦巻いている。

しかし思い出そう。挫折、嫉妬、不安を乗り越えることこそ、私たちが愛してやまないTHE IDOLM@STERの本懐だったはずだ。

今こそプロデュースの時だ。そう、セルフプロデュースだ。今度は我々が乗り越える番だ。自らの負の感情を乗り越え、輝きの向こう側で、私はあなたたちと大団円を迎えたい。

 

だから今日はP兄貴たちにこの曲を送りたい。

www.nicovideo.jp

 

旅人のうた

旅人のうた

  • 発売日: 2020/01/08
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

 

 

世界は怒涛の勢いで変化を続け、コロナウイルス終息後も元通りの世界には戻れないのかもしれない。仲がよかったあの人も、どこか変わってしまうのかもしれない。それは社会で生きていくためには仕方のないことなのだろう。

それでも、変わらないものもある。アイマスにもらった感動も、勇気も、私たちが胸に持ち続ける限り、なかったことになんてならない。忘れない。無駄にしない。心が黒く染まりそうなら、アイドルと出会い、心が震え光に満ちた時のことを思い出そう。そうして私たちは目を輝かせていよう。そのぐらいのセルフプロデュースができなければ、担当アイドルに笑われてしまうだろう。とかいって。

 

 

きっとまた会いましょう。

シンデレラの舞踏会で、

あの日々と何一つ変わらぬ熱気を持って、

また一緒にサイリウムを振ろうじゃないですか。

 

 

 

 

 

とりあえずおっパブ行きたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回

 

モバマスは現実」なのか?極楽浄土とモバP

 

お楽しみに!

 

 

 

 

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