バーベル何百キロ持てる?デッドリフトと小松伊吹
「ジム行くのしんどいもう無理」と思ってたけど、やっぱり行ってめちゃくちゃ筋トレすることを業界では仲直りSEXと呼びます。私は部員a.k.a.部長です。部員と呼んでください。
さて、今オタク界隈では「ダンベル何キロ持てる?」というアニメが話題になっていますね。筋トレ素人丸出しな疑問文をあえてタイトルにしている辺りから、筋肉愛を拗らせた孤独マッチョの皮肉たっぷりでマニアックな作品かと思いましたが、今のところネットですぐ拾って来られるような情報を並べているだけですね。いや全然ディスりたいわけではないんですけど。まぁまだ2話目なので引き続き観ていこうと思います。
そして「ダンベル何キロ持てる?」の2話目は背中の筋トレについてがメインでした。その中で「デッドリフト」という種目が話題に挙がり、「フォームをちゃんとしないと危険なので初心者はやらなくても~」などと言われていました。本日はデッドリフトとはどういう種目か?本当に危険なのか?についてお話したいと思います。
で、デッドリフトってなんなのなの。
デッドリフトとは、床に置かれたバーベルを持って直立するトレーニング種目のことです。床で静止した状態のバーベル、つまり「デッドウエイト」をリフトするのでデッドリフトと言います。純情ダンサー・小松伊吹ちゃんがやってたアレです。
実際の動作はこんな感じです。これは素晴らしいデッドリフト講座の動画です。永久保存版です。
地面から重い物を持ち上げる程楽しいことは無い
実に単純そうな動作ですが、どのような効果があるのか、見ただけではわかりにくいと思いますので軽くご説明します。
デッドリフトのメリットってなんなのなの。
① 体の背面全体を鍛えられる。下半身も。
見た感じ腰がやばそうと思われがちですが、体の後ろ側全面が鍛えられるのです。図をご覧ください。
色がついている部分が「主に」使われる筋肉です。補助的にはほぼ全身の筋肉を動員します。
このように全身の筋肉を動員させる種目は「テストステロン」や「成長ホルモン」をドバドバ分泌させ、筋肉の成長を促し、幸せな気分にしてくれます。
また、もも裏やお尻、腰のラインを引き締めて姿勢も良くなるため、フィットネスを嗜む女性も皆デッドリフトを行っています。
②正しい物の持ち上げ方を習得できる(重要)
デッドリフトは適切なフォームで無理のない重量であれば、腰を痛めたりしません。逆に、テキトーに腰を丸めながら物を拾ったりしたら、軽い物でも突然腰をいわします。かがんで物を拾って立ち上がるという基本的な動作を知らない人の方が圧倒的に多いという現状は、はっきり言って異常です。せっかく義務教育で体育の時間があるのだから、デッドリフトで安全な物の拾い方を習得させて、ギックリ腰のない人生を送れるようにすべきでしょう。姿勢が良くなれば運動だけでなく、認知機能にも好影響があり、座学にも役立ちます。それが「体育」というものではないでしょうか。お遊戯とか球技とか二の次です。デッドリフトが危険なのではなく、正しいデッドリフトのやり方を知らない状態が危険なのです。見栄張って重過ぎるのやって怪我するアホはしらん。
以上のようにデッドリフトは全身の筋肉を動員するため、扱える重量は全筋トレ種目の中でも1、2を争います。初心者でも適切なフォームで続けていけば、数十kg~100kgを挙げるくらいまでは難しくありません。100kgの物を持ち上げると聞くと恐ろしいかもしれませんが、デッドリフトってそういうもんだから大丈夫です。女子高生でも運動部なら100kgくらい割と普通です。
小松のいぶきちも、身長165cmでダンスで鍛えていますから、100kgくらい平気で挙げててもおかしくありません。
いぶきちの好きなタイプは、1に優しさ、2に頼りがい、3、4はなくて5に背筋力です。いぶきちに負けないように頑張りましょう!
焦らず、軽いのからコツコツですよ!
では最後にモチベーションMAXになる動画を貼って置きます。
南原ピーナッツ!
イィエッッバデエエエエェエエェェェェェ
ライウェイッッッッッッッッ!!
ボ ン バ ー !